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千葉・市川で大型マルチテナント型物流施設着工/GLプロパティーズ、三井不動産

「用地確保の機会があれば、首都圏、関西圏を中心に、積極的に展開していきたい」などと語る、GLプロパティーズ(株)代表取締役社長の帖佐義之氏
「GLP・MFLP市川塩浜」完成予想パース

 GLプロパティーズ(株)(東京都港区、代表取締役社長:帖佐義之氏)と三井不動産(株)は13日、両社が共同出資する特定目的会社が事業主体となり、千葉県市川市で現在開発中の大型マルチテナント型物流施設の名称を「GLP・MFLP市川塩浜」に決定し、起工した。

 同施設は、首都高湾岸線千鳥町I.C.にほど近い、JR京葉線「市川塩浜」駅徒歩圏内に立地。建物は地上5階建て、敷地面積5万2,921平方メートル、延床面積約12万1,000平方メートル。全体の40%にあたる合計約4万2,000平方メートルの賃貸借契約を楽天(株)と締結済み。

 BCP対応として、免震構造を採用。バックアップ電源や電気室の高潮・津波対策等も導入している。なお、環境評価システムのCASBEEでAランク認証を取得する予定。

 同日行なわれた会見で、GLプロパティーズ(株)代表取締役社長の帖佐義之氏は、「すでに多くの引き合いがあり、いくつかの会社と具体的な話し合いを行なっている。竣工までに稼働率100%を目指す」などと述べた。

 竣工は2013年12月の予定。


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