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大阪のタワーマンション、販売初月に263戸契約/オリックス不動産他

建物外観完成予想図

 オリックス不動産(株)、(株)大京、ほか3社は13日、共同で開発している制震タワーマンション「大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー」(大阪市西区、総戸数874戸)が、初月契約戸数としては、大阪市内の超高層タワーマンションで過去最高となる263戸となったと発表した。

 同マンションは、大阪厚生年金会館跡地の「大阪ひびきの街」にリニューアルしたオリックス劇場に隣接。敷地面積4,297.04平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上53階地下1階塔屋3階建て。初月(11月)販売の物件は、販売戸数が346戸。間取りが1DK~4LDK、専有床面積45.98~156.71平方メートル。販売価格は2,040万~1億3,780万円。最多販売価格帯5,200万円台(17戸)。

 購入者の居住エリアは、大阪市西区30%、大阪市中央区11%、その他大阪市内25%。購入層はファミリー層(3人家族以上)47%、2人33%、シングル20%。年齢は20歳代9%、30歳代25%、40歳代25%、50歳代25%、60歳代以上16%となった。

 「連結制震デュアル・フレーム・システム」や「防災コミュニティシステム(仮称)」などの防災対策、大阪の中心ゾーンにある利便性の高さ、間取りの豊富さ(92タイプ)とバリエーションに富んだメニュープランなどが契約者の評価を得たと分析している。

 竣工は2015年3月23日、入居開始は同年3月24日の予定。


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