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1口当たりの分配金は1万83円に/PIC12年10月期決算

 プレミア投資法人(PIC)は13日、2012年10月期決算を発表した。

 当期(12年5月1日~10月31日)の営業収益は62億1,000万円(前期比1.7%減少)、営業利益27億7,200万円(同8.0%減少)、経常利益19億8,500万円(同8.9%減少)、当期純利益19億8,300万円(同9.0%減少)、1口当たりの分配金1万84円(同482円減少)となった。

 当期は新たな不動産物件の追加を行なわなかったため、当期末時点の保有資産はオフィスビル21棟、レジデンス32棟、優先出資証券1銘柄の計54物件となり、これらの取得価格総額は1,965億4,400万円。
 稼働率はオフィスビルが91.2%(同0.1ポイント上昇)、レジデンスが94.2%(同0.8ポイント上昇)となった。
 
 次期については、稼働率が落ち込んでいる一部のオフィスビルの早期埋め戻しに注力し、ポートフォリオの活性化を図るほか、スポンサーのパイプラインサポートを活用して優良物件の取得につなげていくとし、営業収益61億4,800万円(前期比1.0%減少)、営業利益26億5,100万円(同4.4%減少)、経常利益18億9,600万円(同4.5%減少)、当期純利益18億9,500万円(同4.4%減少)、1口当たりの分配金1万円を見込んでいる。


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