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駐車場事業が好調。増収増益に/パーク24 12年10月期決算

 パーク24(株)は13日、2012年10月期決算を発表した。

 当期(2011年11月1日~2012年10月31日)は、連結売上高1,395億4,700万円(前期比12.5%増)、営業利益178億900万円(同34.0%増)、経常利益173億1,700万円(同36.2%増)、当期純利益96億7,000万円(同47.7%増)。

 主力の駐車場事業では、電子マネーやクレジットカード等の決済サービスや近隣店舗向けの駐車チケットの販売など、ユーザーの利便性向上に注力。タイムズ駐車場の運営件数は1万1,764件(前期比10.0%増)、運営台数は39万5,784台(同10.8%増)。月極駐車場および管理受託駐車場を含めた総運営件数は1万3,166件(同8.7%増)、総運営台数は49万4,672台(同8.2%増)となった。結果、売上高1,115億9,600万円(同8.8%増)、セグメント利益39億5,784万円(同21.4%増)を計上した。

 モビリティ事業については、「レンタカーサービス」で新規店舗開設や法人向け営業の強化など顧客層の拡大を実施。「カーシェアリングサービス」では配備車両の増加やプロモーション活動により、会員数は15万370人と前期比109.3%に増加した。また、「ロードサービス」も概ね堅調に推移したことから、売上高281億2,000万円(同27.3%増)、セグメント利益700万円(前年同期:セグメント損失1億9,000万円)となった。

 なお、次期は連結売上高1,550億円、営業利益205億円、経常利益200億円、当期純利益112億円を見込んでいる。


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