スターツプロシード投資法人(SPI)は17日、2012年10月期決算を発表した。
当期(12年5月1日~10月31日)の運用状況は、営業収益15億200万円(前期比1.6%減)、営業利益6億7,400万円(同2.2%減)、経常利益4億3,200万円(同4.0%増)、当期純利益4億3,100万円(同4.1%増)。1口当たりの分配金は、3,998円(同156円増)となった。
今期は資産の取得は行なわず、内部成長に注力。リーシング業務においては、物件特性や市場ニーズに即応した募集活動に努めるとともに、原状回復工事期間の短期化を図ることで、稼働率の向上を目指した。この結果、ポートフォリオ全体の稼働率は期中を通じて96%以上の高水準で推移。期末では97.2%を達成した。
次期(13年4月期)については、営業収益15億1,400万円、営業利益6億5,500万円、経常利益4億3,500万円、当期純利益4億3,400万円、1口当たり分配金は4,020円を見込んでいる。