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小岩井農場のカラマツ材を構造部材に活用/小岩井農牧、三菱地所ホーム

製品化された構造用合板

 小岩井農牧(株)(東京都千代田区、代表取締役社長:児玉喜一氏)と三菱地所ホーム(株)は18日、小岩井農場(岩手県雫石町)で生産される樹齢50年から100年のカラマツ材を、石巻合板工業(株)の協力で構造用合板として製品化し、三菱地所ホームの構造部材として利用していくと発表した。

 1889年から植林を開始した小岩井農場は、明治期より植林、枝打ちや間伐などの撫育作業から伐採収穫まで、山林の生育状況やすべての管理作業が台帳に記録している。三菱地所ホームでは、小岩井農場産木材の生産履歴が明確なことから、壁合板への利用を決めたもの。

 両社は、今後も小岩井農場で伐採収穫される木材の有効活用に努め、持続型・循環型による森林資源の適正な管理と利用を推進していく。


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