国土交通省は25日、建築物防災週間(2012年8月30日~9月5日)に実施した建築物に関する調査結果を発表した。1956年~89年までに施工された民間建築物の吹付けアスベストの状況、窓ガラスの地震対策、外壁材の落下防止対策、天井の崩落防止対策、広告板の落下防止対策について調査したもの。
吹付けアスベストおよびアスベスト含有吹付けロックウールの施工状況では、露出した吹付けアスベストの建築物数は1万6,063棟(前回調査比166棟増)、指導により対応済みの建築物数は1万1,050棟(同36棟減)、指導により対応予定の建築物数は844棟(同17棟減)となった。
道路、避難路等に面しているはめ殺し窓ガラスの設置状況では、告示基準に適合していない建築物数が1,239棟(同4棟減)、 改修済みの建築物の数が890棟(同7棟増)、改修予定の建築物の数41棟(同2棟減)となった。
詳細は、同省ホームページ参照。