ミサワホーム(株)は、従来品に仕様変更や改良を加えた新タイプのヒートポンプ式「輻射パネルルーバー冷暖房」を発売した。
同商品は、熱源に大気熱を有効活用するエネルギー効率に優れたヒートポンプを採用、冷温水を通したパネルルーバーからの輻射熱を利用し天井や壁、床などを冷やしたり暖めたりすることで室内全体を快適な温度に維持する冷暖房設備。
新タイプは、パネルルーバー内部のパーツの仕様変更や、パネルルーバーをつなぐ水平の金物部分をなくし、よりタテのラインを強調して意匠性を向上させた。また、熱源機の見直しを実施したことで大幅にコストダウン、従来の約半分の価格設定を実現した。
設置価格(本体および工事費込み、税込み)は6畳タイプで65万円(パネルルーバー1枚および熱源機)12畳タイプで95万円(パネルルーバー2枚および熱源機)。販売対象は同社新築の工業化住宅だが、将来的にはリフォームや耐震木造住宅などへの展開も検討する。