相鉄ホールディングス(株)は、2012年12月26日開催の第31期定時株主総会において、浄水器事業の拡大を決議した。
浄水器事業は、02年に同社の100%子会社である相鉄不動産販売(株)(以下、不動産販売)が不動産事業以外の収入確保を目的に開始。これまでに培ったノウハウ、優位性を損なうことなく、課題を解決し、かつストックビジネスとしての基盤をより強固なものとし、事業をさらに発展させることを目的に、製販一体化による専業体制の構築を決めたもの。
相鉄ホールディングス(株)が、水処理装置の開発・設計・販売などを行なう(株)相鉄ピュアウォーター(所在地:神奈川県横浜市西区北幸2-9-14、以下、SPW)を13年1月17日に設立、不動産販売が行なう浄水器事業を吸収分割し、SPWに継承する。また、特許を含めた技術的ノウハウを持ち、製造を担ってきた(有)ピュアウォーターテクノロジー(神奈川県横浜市、代表取締役:山田伸司氏)をSPWが吸収合併する。
なお、合併期日は4月1日、合併後の商号は「(株)相鉄ピュアウォーター」とする予定。