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東京・日本橋で、環境配慮型オフィスビル着工/三菱地所

「フロントプレイス日本橋」外観イメージ

 三菱地所(株)は7日、東京都中央区で計画を進めてきたオフィスビルの建物名称を「フロントプレイス日本橋」に決定。着工したと発表した。

 同物件は、日本橋二丁目の豊田通商日本橋ビル他跡地に、地上10階地下1階建て、敷地面積約1,383平方メートルのオフィスビルを建設するもの。事業主体は、同社が出資する日本橋2丁目開発特定目的会社。

 東京メトロ銀座線「日本橋」駅徒歩1分に立地。昭和通りに面した西面ファサードにガラスカーテンウォールを採用。基準階フロアは、有効面積約275坪、天井高2.8m、間口約25mと開放的な無柱空間とした。また、建築基準法上必要とされる耐震性の1.25倍を確保、安全性にも配慮している。
 南北面の窓を開閉可能とすることで自然換気を促し、Low-eペアガラスやブラインド自動制御、専用部・共用部ともにLED照明採用など、省エネにも貢献できるビルを目指す。

 環境配慮型高機能を特徴とするオフィスビルとして計画しており、日本政策投資銀行による「DBJ Green Building認証制度」において「Gold」(極めて優れた「環境・社会への配慮」がなされたビル)の格付けを取得した。竣工は2014年2月。


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