(株)リクルートホールディングスは10日、「2013年のトレンド予測」発表会を開催した。同社が手掛ける住宅を含めた7つの事業領域の各編集長が、13年のトレンドの予測とキーワードを発表、解説するもの。
住宅分野では、住宅総合サイト・情報誌「SUUMO」編集長の池本洋一氏がキーワードを発表。同氏は、空き家・空き部屋が増加していることから、自宅をオープン化する動きが顕在化してくると予測。キーワードを「家を開く」とした。
また、その背景として「ポスト団塊ジュニアが友人とのつながりや自己表現を求めていること」「団塊世代が趣味を広げ、退職後の人生に仕事以外のつながり・仲間を求めていること」を挙げ、「家を開く」実例として、空き家を自宅兼図書館に改装したケースや所有マンションの居室部分をギャラリーカフェに改装したケースなどを紹介した。