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不動産開発事業売上倍増が寄与、営業利益26%増/トーセイ12年11月期決算

 トーセイ(株)は10日、2012年11月期決算を発表した。

 当期(11年12月1日~12年11月30日)の連結売上高245億3,900万円(前期比0.9%減)、営業利益30億3,000万円(同26.9%増)、経常利益22億7,400万円(同44.5%増)、当期純利益14億500万円(同86.9%増)。

 不動産流動化事業は、5棟のバリューアップ物件を販売したが、一部の物件で販売が遅れ、売上高59億8,000万円(同50.3%減)にとどまった。また、2棟のオフィスビルで空室部分の想定賃料を引き下げ、売上原価に計上したことで、セグメント利益は3億9,000万円(同79.3%減)となった。

 不動産開発事業では、新築分譲マンション154戸、戸建住宅24戸、オフィスビル「日本橋本石町トーセイビル」(東京都中央区)を販売。売上高109億8,500万円(同109%増)、セグメント利益23億1,800万円(前年度:セグメント損失2,200万円)を計上した。

 次期は、売上高371億2,100万円、営業利益33億8,700万円、経常利益26億600万円、当期純利益15億8,000万円を見込む。


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