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棚卸し資産売却低調で最終赤字に/原弘産13年2月期第3四半期決算

 (株)原弘産は10日、2013年2月期第3四半期決算を発表した。

 当期(12年3月1日~11月30日)の連結経営成績は、売上高13億1,100万円(前年同期比:54.7%増)、営業損失3億5,000万円(前年同期:営業損失1億9,800万円)、経常損失5億900万円(同:3億3,800万円)、当期純損失5億2,700万円(同:当期純損失2億9,600万円)。

 主力の不動産分譲事業は、戸建住宅の販売、棚卸不動産の売却、中国における分譲マンションの契約活動に注力し、戸建住宅1戸の売却などの実績を上げたが、棚卸不動産は簿価を下回る価格で売却することとなり、営業収益5億8,500万円(前年同期比:456.3%増)、営業損失3億4,000万円(前年同期:営業損失1億5,700万円)となった。

 不動産賃貸管理事業では、斡旋強化、営繕工事の獲得を中心とした営業活動に注力。仲介手数料は前年並みであったものの、営繕工事の獲得は前年を上回り、営業収益7億2,600万円(前年同期比:1.2%減)、営業利益2億1,800万円(同:7.2%増)を計上した。

 なお通期予想を下方修正し、売上高16億2,000万円、営業損失3億8,500万円、経常損失6億1,000万円、当期純損失1億5,000万円を見込む。


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