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大学との連携で国際学生寮開発の強化を目指す/毎日コムネット

 (株)毎日コムネット代表取締役社長の伊藤 守氏は17日会見し、2013年5月期第2四半期決算と今後の事業展開等について語った。

 当期(12年6月1日~11月30日)の連結売上高は46億7,300万円(前年同期比5.9%減)、営業利益3億600万円(同66.1%増)、経常利益2億500万円(同120.7%増)、当期純利益1億300万円(同158.6%増)となった。

 主力の学生マンション部門では、4月入居率7年連続100%を維持するなど、安定的に増収を継続。当期末時点での総管理戸数は174棟・7,322戸(同424戸増)となったことを述べた。
 学生生活支援事業部門については、震災後の学事日程中止によるクラブ・サークル人数の減少が影響し、売上高は横ばい。吸収分割により事業承継した、全国36ヵ所の合宿自動車教習所への生徒斡旋事業に注力していくことで、同部門の底上げを図っていくとした。生徒斡旋事業における経常利益は、約1億円を見込んでいる。

 下期から来期に向けた重点課題については、留学生招致ニーズを背景に国際学生寮の開発を強化すると言及。すでに3つの大学寮を開発済みで、今後も大学との連携による学生寮開発を推進していくとした。

 なお、通期の業績予想については、連結売上高97億1,000万円、営業利益6億8,000万円、経常利益6億1,000万円、当期純利益3億6,400万円を見込む。


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