(社)日本木造住宅産業協会(木住協)は23日、第12回「木造ハウジングコーディネーター(木造HC)資格試験」成績優秀者の表彰式を行なった。
木造HCは、木造住宅のスペシャリストを育成するために、木住協が設けた任意の資格認定制度。
第12回となる今回は、全国6会場(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、金沢)で試験を開催。営業編・技術編各200問、合わせて400問を出題。受験者数は過去最高となる397名であった。今回は、想定問題集外の問題を出題するなど、難易度が上がったが、平均点78.6%、合格率88.41%と、好成績となり、351名が合格した。累計資格者は2,676名。
木住協専務理事・熊 建夫氏は、「今回の受験者数は397名と過去最高を記録し、平均点も80%近くで優秀な人が多かったことを大変嬉しく思う」などと述べた。
併せて木住協が、木造耐火構造大臣認定を追加取得したことを発表。屋外側に木材を張った外壁の大臣認定を12年8月に追加取得したほか、屋根の大臣認定を12年9月に追加取得。これにより、取得済認定は43件となったが、新認定に包含される以前の認定や、一部層構成の建材が製造中心になったものなどを整理して、38件を使っている。