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三井不動産、商業施設開発を加速。東京・立川など4施設を着工

 三井不動産(株)は28日、リージョナル型ショッピングセンター3施設と大型エンターテインメント複合施設の開発に着手した。

 開発に着手したのは、リージョナル型ショッピングセンター「(仮称)ららぽーと富士見」(埼玉県富士見市)、「(仮称)立川立飛商業施設計画」(東京都立川市)、「(仮称)ららぽーと和泉」(大阪府和泉市)と、大型エンターテインメント複合施設の「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」(大阪府吹田市)。

 いずれも、同社の考える次世代型商業施設として、(1)「創・省・蓄」エネルギーの実現、安全安心・環境共生・健康長寿の視点、国際化への対応など、「スマートシティ」の思想を体現する施設づくり、(2)少子高齢化により次世代の主要顧客層となる「アクティブシニア」への対応、(3)地域とともに成長し、地域コミュニティのお客さまに支持され続ける「地域共生」、(4)時が経っても常に鮮度を保ち続け、お客さまやテナントのニーズに応え続ける「経年優化」を柱とし、次の時代の新しいライフスタイルを創造・提案する施設づくりを目指す。

 「(仮称)ららぽーと富士見」は、東武東上線「鶴瀬」駅から約1.5kmに位置。敷地面積約17万7,000平方メートル。2015年開業予定。「(仮称)立川立飛商業施設計画」は、多摩モノレール「立飛」駅直結。敷地面積約9万4,000平方メートル。店舗面積約6万平方メートル。15年開業予定。「(仮称)ららぽーと和泉」は、泉北高速鉄道「和泉中央」駅から約3kmに位置。敷地面積約11万4,000平方メートル。14年開業予定。「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」は、大阪モノレール「万博公園」駅より徒歩2分に位置し、敷地面積約17万3,000平方メートル。店舗面積約9万6,000平方メートル。15年開業予定。


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