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東京・豊洲の大規模再開発がまちづくり・環境認証をダブル取得/三井不レジ、地所レジ他

「東京ワンダフルプロジェクト」完成予想CG

 三井不動産レジデンシャル(株)は30日、東京建物(株)、三菱地所レジデンス、東急不動産(株)、住友不動産(株)、野村不動産(株)、東京電力(株)と共同で開発している分譲マンション「東京ワンダフルプロジェクト」(東京都江東区、総戸数約1,660戸)が、(一財)建築環境・省エネルギー機構の「CASBEEまちづくりSランク」と、(財)都市緑化機構の「都市開発版SEGES」を同時取得したと発表した。

 「CASBEEまちづくり」は、街区全体での自然環境への影響低減や生態系への配慮、地域社会への貢献などを総合的に評価認定する制度。「Sランク」認証は、2008年の認証開始後2件目、都内では初。

 「SEGES」(社会・環境貢献緑地評価システム)は、ヒートアイランド現象の緩和、良好な景観の形成、地域生態系の保全など、開発事業の緑に関わる取り組みを評価、認定する制度。「都市開発版SEGES」の認定は、08年度の本格運用開始後では4件目、都内の分譲マンションとしては初。

 なお同プロジェクトは、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩12分に位置。総開発面積約3.2haに、地上約150mと地上約100mの2棟からなるタワーマンションを建設。開発面積の約45%の緑地を確保し、敷地内には生物の生息を促す水景を整備する。


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