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リートへの物件売却で分譲事業は大幅増収増益/東急不13年3月期第3四半期決算

 東急不動産(株)は31日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~12月31日)の連結売上高は4,046億8,900万円(前年同期比11.1%増)、営業利益312億1,100万円(同14.0%増)、経常利益220億5,000万円(同39.3%増)、四半期純利益163億2,800万円(同48.6%減)。最終利益の大幅減は、前期決算に匿名組合等の連結に伴う、負ののれん益が特別利益計上されていたため。

 分譲事業は、マンション計上戸数が392戸(同21戸増)と増えたほか、同社がスポンサーとなっているアクティビア・プロパティーズ投資法人へ商業施設・オフィスビルを売却したことで、売上高は783億円(同61.4%増)、営業利益14億円(同180.0%増)となった。
 賃貸事業は、「東急プラザ表参道原宿」などの新規稼働や前期稼働施設の寄与が、アクティビア・プロパティーズ投資法人への物件売却による減収減益を補った。売上高は964億円(同5.3%増)、営業利益279億円(同4.1%増)と増収増益に。

 通期については、売上高6,000億円、営業利益510億円、経常利益380億円、当期純利益200億円を見込んでいる。


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