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東芝グループへのCRE事業で物流施設開発/野村不動産他

 野村不動産グループのNREG東芝不動産(株)は、東芝ロジスティクス(株)(川崎市川崎区、代表取締役社長:清水保弘氏)が使用する物流施設の建て替え計画「(仮称)川崎中央倉庫建替えプロジェクト」に着手すると発表した。

 東芝グループに対するCRE事業の一環として行なうもの。東芝ロジスティクス(株)が保有する物流施設をNREG東芝不動産が取得し、テナントとなる東芝ロジスティクスの意向と賃貸物流施設として汎用性を兼ね備えた建築計画を立案、新築する。

 JR「川崎」駅から約3.5km、首都高速神奈川1号線「大師IC」「浜川崎IC」約2.0km、首都高速本願線「東扇島IC」約6.0km。敷地面積約2万7,900平方メートル、延床面積約4万9,600平方メートル。

 建物は鉄筋コンクリート造、鉄骨造地上5階建て。基準階梁下有効高6.5m、接車バース3面(10t車66台)、床荷重1.5t/平方メートルとし、防災対策として免震構造を採用。さらに環境への配慮として、太陽光発電設備(250kW)と全館LED照明を導入し、敷地内緑化面積率も15%確保。建物環境綜総合性能評価システム「CASBEE川崎」でAランクを取得した。
 竣工は2014年3月の予定。

 今後も、これまで培ってきたノウハウ・営業基盤をベースに、野村不動産グループおよび東芝グループとで相互利益拡大を図っていく考え。


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