千葉県柏市や三井不動産(株)など9者のコンソーシアムは、ICTを活用した健康状態の“見える化”サービスの実証事業「柏の葉スマートヘルスプロジェクト」を柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)で開始した。
同サービスは、24時間装着可能なリストバンド型ライフレコーダーなどの機器と健康データを管理するトータルヘルスケアシステムを連携。パソコンやスマートフォンで健康状態を“見える化”し、現在の健康状態や体調の変化の原因を簡単に分かるようにしたもの。「柏の葉スマートシティ」が目指す、市民の健康レベルを上げることで社会保障費の削減を実現する、新たなまちづくりモデルの主要プログラムとして発展させていくために実施する。
柏の葉キャンパス駅周辺の居住者150名を対象に、(1)ICTを活用した健康データ見える化サービスによる健康増進効果、(2)使用機器やウェブサイトの操作性、必要機能、(3)健康SNSによる地域コミュニティ活性化、(4)商用化に向けたサービスのニーズ・適正価格・ビジネスモデルなどを検証。実験期間は3月10日まで。