住友不動産販売(株)は4日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~12月31日)の連結売上高は389億4,300万円(前年同期比1.0%減)、営業利益68億7,200万円(同11.4%減)、経常利益68億6,000万円(同11.2%減)、当期純利益41億5,700万円(同1.7%減)と減収減益。
主力の仲介業務は、取扱件数が2万4,581件(同6.9%増)と第3四半期として過去最高を更新。しかし、ホールセール部門の大型案件減少とリテールの高額物件伸び悩みで平均取扱単価が下落。取扱高6,288億1,000万円(同4.5%減)、営業収益332億8,000万円(同1.1%増)、営業利益82億9,000万円(同8.3%減)と減収減益となった。
受託販売業務は、関西・地方圏の大型物件引き渡し減少で、取扱件数1,595件(同26.1%減)、取扱高709億1,800万円(同14.3%減)、営業収益21億2,600万円(同14.9%減)、営業利益3億8,500万円(同20.3%増)となった。
なお通期では、連結売上高600億円、営業利益130億円、経常利益130億円、当期純利益79億円を見込んでいる。