(株)大京は5日、2013年3月期第3四半期決算短信を発表した。
当期(12年4月1日~12月31日)の連結経営成績は、売上高2,101億3,000万円(前年同期比12.2%増)、営業利益127億6,800万円(同41.0%増)、経常利益112億500万円(同63.0%増)、当期純利益79億1,600万円(同8.5%減)となった。
不動産開発事業では、主力のマンション販売において、前年同期に比べて竣工棟数および引渡戸数が増加、売上戸数は2,763戸(同465戸増)を計上。結果、営業収入は1,073億3,600万円(同15.4%増)、営業利益は85億4,300万円(同57.4%増)となった。
不動産管理事業では、(株)グランドアメニティを連結子会社化したことなどによる管理受託収入の増加や、マンションの計画修繕工事および小規模な修繕工事が増加したことなどによる請負工事収入の増加が寄与し、営業収入は877億7,800万円(同10.9%増)、営業利益は54億7,900万円(同0.35%増)を計上した。
不動産流通事業は、売上戸数の増加などで不動産販売収入が伸長し、営業収入160億8,800万円(同19.5%増)、営業利益は3億5,700万円(前年同期:営業損益4億9,500万円)となった。
通期は前回発表時と変更なく、連結売上高3,000億円、営業利益220億円、経常利益195億円、当期純利益155億円を見込む。