国土交通省6日、2012年9月の不動産価格指数（住宅）を発表した。年間30万件の住宅・マンション等の取引価格情報を基に、全国・ブロック別・都市圏別に毎月の不動産価格を指数化したもの。
08年度を平均100とした12年9月の全国の住宅総合指数は94.1（前年同月比3.1％マイナス）。更地・建物付土地は92.7（同3.3％マイナス）、マンションは104.1（同1.5％マイナス）となった。
都市圏別では、南関東圏（埼玉・千葉・東京・神奈川）が住宅総合指数98.3（同2.3％マイナス）、更地・建物付土地97.5（同1.8％マイナス）、マンション101.9（同3.9％マイナス）、名古屋圏（岐阜・愛知・三重）は住宅総合指数89.3（同6.4％マイナス）、更地・建物付土地88.3（同6.4％マイナス）、マンション104.9（同4.4％マイナス）、京阪神圏（京都・大阪・兵庫）は、住宅総合指数92.2（同3.5％マイナス）、更地・建物付土地89.9（同4.9％マイナス）、マンション109.0（同5.7％プラス）となった。
東日本大震災の被災地である東北地方（青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟）は、住宅総合指数が96.5（同1.9％プラス）、更地・建物付土地は95.1（同1.0％プラス）、マンションは123.8（同12.6％プラス）だった。