松竹（株）は4月24日、「歌舞伎座ギャラリー」（Kabukiza Gallery）をオープンする。
「歌舞伎座タワー」（東京都中央区、2013年2月竣工予定）の5階フロアに開設するもの。「歌舞伎を中心に日本の伝統文化の魅力を国境や世代を超えて発信すること」をコンセプトに、メインとなる展示スペースやイベントホールのほか、日本茶喫茶、歌舞伎の衣装を着て写真が撮れる写真館などを備える屋上庭園などを設置する予定。
展示スペースでは、約180平方メートルのフロアで、季節やタイミングに応じたテーマの企画展を、年3～4回開催する予定。なお、歌舞伎座新開場を記念したオープニング展では、「歌舞伎の美（仮）」と題し、春をテーマに舞台衣装や大道具、小道具などを展示する。
イベントホール「木挽町ホール」では、若手の歌舞伎俳優、三味線や小鼓などの演奏家、舞台関係者などが、歌舞伎や日本文化の魅力を実演を交えながら解説する。企画展のテーマや歌舞伎座で上演中の演目と連動した、約30分程度のミニレクチャー等も開催する予定。
開館時間は10～18時で、定休日は年末年始と展示入替時。展示スペースとイベントホールは有料（ワンコイン～1,000円程度）を予定。
オープンは4月24日の予定。