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1月の投資用1棟マンション、物件価格が大幅上昇/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは7日、2013年1月期の「投資用市場動向データ」の調査結果を発表した。1月中に同社が運営する収益物件のマッチングサイト「不動産投資の楽待」(http://www.rakumachi.jp)へ新規掲載された物件・問い合わせのあった物件の取引状況を公表しているもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが10.84%(前月比0.08%増)、問い合わせ物件の表面利回りが12.99%(同0.38%増)と、それぞれ上昇した。新規掲載物件の物件価格は6,289万円(同192万円増)、問い合わせ物件価格は4,889万円(同230万円減)となった。

 投資用1棟マンションでは、新規掲載物件の表面利回りは9.53%(同0.16%増)、問い合わせ物件の表面利回りは10.81(同0.56%減)となった。物件価格は、新規掲載物件が2億1,022万円(同1,388万円増)、問い合わせ物件が1億8,233万円(同2,993万円増)と、ともに大きく上昇した。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りは11.41%(同0.05%増)、問い合わせ物件の表面利回りは12.67%(同0.13%減)。物件価格は、新規掲載物件1,023万円(同14万円増)、問い合わせ物件(同73万円増)、いずれもわずかながら上昇した。


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