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賃貸住宅事業の売上増が寄与し増収増益/大和ハウス工業13年3月期第3四半期決算

 大和ハウス工業(株)は8日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(2012年4月1日~13年12月31日)の連結売上高は1兆4,259億1,500万円(前年同期比7.8%増)、営業利益887億3,300万円(同0.9%増)、経常利益913億3,000万円(同2.4%増)、四半期純利益514億800万円(同61.9%増)。

 当期は、次世代環境配慮型工場「D’s SMART FACTORY」の発売や大規模ソーラー発電事業への取り組み、環境・防災・健康に配慮した住宅型有料老人ホームなど、「地域密着」「環境」「高齢化」「グループ力」をキーワードとした事業展開の強化に注力。

 営業利益は、管理販売費の増加や原価率の悪化による減少があったものの、賃貸住宅事業の売上高が435億円と大幅に増加したことなどが寄与、全体では増益を達成した。

 通期では、売上高1兆9,700億円、営業利益1,250億円、経常利益1,210億円、当期純利益620億円を見込む。


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