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東京への不動産投資、12年は世界4位の総額150億ドル/JLL調査

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は19日、2012年第4四半期および同年1年間の「グローバル・キャピタル・マーケット・リサーチ」を発表した。

 12年の世界の不動産投資総額は4,430億ドル(前年比2%増)となった。最も取引が活発だった都市はロンドンの310億ドルで、3年連続の首位。2位はニューヨーク(250億ドル。前年2位)、3位はパリ(150億ドル。同3位)。東京は4位・150億ドル(前年4位)だった。
 
 アジア太平洋地域の総投資額は95億ドル(同3%減)。12年に新たに組成された不動産ファンドのエクイティは400億ドルを超えた。エクイティ投資資金の増加や機関投資家による不動産に対する投資配分の拡大により、13年の世界の不動産投資額は4,500億~5,000億ドルに達すると予想。引き続き、上位4都市が牽引するとしている。


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