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定期大会開催。6月にはアジア不動産学会、京都で実施/JAREFE

「不動産経済学」の重要性などについて講演する川口 有一郎氏

 日本不動産金融工学学会(JAREFE)は23日、早稲田大学大学院ファイナンス研究科(東京都中央区)にて2013年の定期大会を開催した。

 冒頭、同学会会長の川口 有一郎氏(早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授)が「不動産経済学とは何か」をテーマに講演。株価動向と不動産価格動向との関連性や、不動産価格バブルの発生メカニズムなどを例に挙げるとともに、同学会の役割などについても触れた。

 その他、刈屋武昭氏による特別講演「日本経済の将来を考える」や、5つの研究テーマに関する研究発表が行なわれた。

 当日は約30人が参加。質疑応答などでも活発なやり取りが見られた。

 なお同日、6月28日~7月1日に京都大学(京都市)で開かれるアジア不動産学会(AsRES:The Asian Real Estate Society)京都大会(大会委員長:川口 有一郎氏)についても、概要などについて説明が行なわれた。同学会の日本大会開催は初。
 詳細は大会専用サイト参照。


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