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NTT西日本所有のビルをシェアハウスにリノベーション/UDS

メインリビングのイメージ

 UDS(株)は、西日本電信電話(株)(NTT西日本)から委託を受け、同社が保有するNTT西日本池田ビル(大阪府池田市)をリノベーション。シェアハウス「アンテルーム アパートメント大阪」(全48室)として、3月30日オープンする。

 同ビルは、阪急宝塚線「池田」駅徒歩4分に立地する、地上4階建てのビル。NTT西日本は、保有不動産の賃貸ビジネスを推進しており、今回の取り組みもその一環として行なうもの。UDSは、リノベーションの企画のほか、設計・運営も手掛ける。

 リノベーションは、外構と1~3階部分(延床面積約1,400平方メートル)が対象。アート&カルチャーをテーマに、大阪にちなんだアーティストやクリエイターとコラボレーション。アートワークが飾られるギャラリーのようなエントランス、開放的なメインリビング、マッサージチェアを配したリラックススペース、美容器具を備えたビューティルーム等の共用部を充実させた。

 居室は約8~21平方メートル。NTT西日本の強みを活かし、光ネット接続サービスやWiFi接続サービスなどを提供。レンタルサイクル、7人乗りワンボックスカーのカーシェアリングも用意した。

 予定最多賃料は、月額4万8,000円(敷金、礼金、共益費は別)。入居申し込みは、3月1日から行なう。

 なお、同物件では、大阪大学大学院と連携し、シェアハウス内や地域とのコミュニティ形成過程や、生活環境への期待などについて、学生の短期入居や入居者の協力を仰いで記録調査を行なっていく。


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