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首都圏の居住用賃貸物件の成約数、8ヵ月連続増加/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2013年1月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、30万3,747件(前年同月比2.6%増)。1平方メートル当たりの登録賃料の平均は、賃貸マンションが2,688円(同3.1%減)、賃貸アパートが2,269円(同2.7%減)。1戸当たりの平均は、賃貸マンションが9万3,300円(同2.0%減)、賃貸アパートが6万500円(同0.7%減)。

 成約件数は2万833件(同2.3%増)と、前年同月比で8ヵ月連続の増加。特に埼玉県はマンションが減少に転じたものの、アパートが好調で同20ヵ月連続の増加。千葉県も12ヵ月連続で増加している。一方、神奈川県は県下のマンション、川崎市のアパートがふるわず同3ヵ月ぶりに減少に転じ、首都圏全体の増加率は8ヵ月間で最も低くなった。

 また、1平方メートル当たりの平均成約賃料は、賃貸マンションが2,615円(同2.1%減)、賃貸アパートが2,256円(同2.0%減)。1 戸当たりの平均は、賃貸マンションが8万6,700円(同0.1%増)、賃貸アパートが6万1,400円(同0.2%減)。


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