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ホテル事業から撤退。ブライトンコーポレーションをオリエンタルランドに譲渡/長谷工

 (株)長谷工コーポレーションは26日、ホテル事業を手掛ける子会社、(株)ブライトンコーポレーションの全株式を(株)オリエンタルランドの子会社、(株)ミリアルリゾートホテルズに譲渡すると発表した。

 株式譲渡予定日は3月29日。ホテル事業からの撤退により、さらなる財務体質の強化を図るのが目的。

 ブライトンコーポレーションは、「京都ブライトンホテル」「浦安ブライトンホテル」を保有・運営。「ホテルブライトンシティ京都山科」「ホテルブライトンシティ大阪北浜」「蓼科ブライトン倶楽部」を運営している。このうち、蓼科を除く4施設が、株式譲渡によりミリアルリゾートホテルズ傘下となる。蓼科については、株式譲渡前に長谷工グループに一次移管し、一定期間運営後に閉鎖する。

 なお、ホテル事業撤退に伴う損失を、2013年3月期連結決算で75億円、単体で35億円特別損失計上する。また、過年度計上したブライトン社株式の評価損と今回の特別損失計上により発生する損失に対する繰延税金資産計上75億円を見込んでおり、同期単体決算予想における当期純利益を40億円上積みし145億円と修正した。


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