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建設工事受注高、2ヵ月ぶりの減少/国交省調査

 国土交通省は28日、2013年1月分の「建設工事受注動態統計調査報告」(大手50社調査)を発表した。

 同月の受注高は、7,176億円(前年同月比3.7%減)と2ヵ月ぶりに減少。国内では、民間工事・公共工事共に減少し、合計は6,968億円(同1.2%減)で3ヵ月ぶりの減少となった。

 民間工事は4,934億円(同1.1%減)と3ヵ月ぶりに減少。
 発注者別では、不動産業、卸売業、小売業、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業等が増加し、金融業、保険業、サービス業、電気・ガス・熱供給・水道業等が減少した。工事種類別では、建築が増加し、土木が減少。事務所・庁舎、店舗、倉庫・流通施設が増加し、医療・福祉施設、工場・発電所、治山・治水が減少した。

 公共工事は1,711億円(同0.9%減)と2ヵ月ぶりに減少。国の機関(同23.1%減)は2ヵ月ぶりに減少、地方の機関(同81.2%増)は2ヵ月ぶりに増加した。
 発注者別では、国の機関は独立行政法人が増加し、国、政府関連企業が減少。地方の機関は、都道府県が減少し、それ以外が増加した。工事種類別では、建築が増加し、土木が減少。医療・福祉施設、娯楽施設、住宅が増加し、事務所・庁舎、道路、倉庫・流通施設が減少した。


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