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環状第二号III街区プロジェクト、名称は「虎ノ門ヒルズ」に/森ビル

「虎ノ門ヒルズ」完成イメージ

 森ビル(株)は1日、特定建築者として建設中の「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区」(東京都港区、施行者:東京都)を上棟、名称を「虎ノ門ヒルズ」に決定したと発表した。

 「虎ノ門ヒルズ」は、東京都の国際戦略総合特別区域「アジアヘッドクォーター特区」に位置。敷地面積1万7,069平方メートル、延床面積24万4,360平方メートル、鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)地上52階建て、高さ247mの超高層複合タワー。最高スペックを備えたオフィス、眺望抜群の高規格住宅、国際水準のカンファレンス、多様な都市活動を最大限サポートする店舗、日本初進出となる革新的ホテル「アンダーズ 東京」等で構成される。
 
 同社では、今回決定された名称に冠する「ヒルズ」をこれまで手がけてきた大規模複合再開発事業「アークヒルズ」や「六本木ヒルズ」等に代表される、“まち”の世界ブランドとしている。今回の「虎ノ門ヒルズ」の開発によって新橋・虎ノ門エリア全体の価値を高めるべく、地元住民やテナント企業が共に発展するエリアマネジメント事業も積極的に展開し、「ヒルズ」を世界に誇るまちブランドとしてさらに進化させながら、国際新都心の形成を推進していく方針。

 2014年竣工予定。


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