(株)タムラプランニング&オペレーティングは4日、同社が提供する「高齢者住宅データ・サービス」の会員向けに、サービス付き高齢者住宅(サ付住宅)の分析レポートを発行した。
調査時点(2月20日)のサ付住宅登録数は3,049ヵ所・9万8,229戸だったが、直近(2月27日)では3,119ヵ所・10万209戸に増加。12年の下半期より、おおむね月に150~180ヵ所の新規登録がなされている。
都道府県別で最も登録数が多いのは大阪府の232ヵ所で、登録戸数も最多の9,617戸。一方、最多面積の平均(19.8平方メートル)、月額費の最低額平均(12万7,000円)は、いずれも全国平均を下回った。
登録数の最多事業者は、(株)メッセージの112ヵ所・6,526戸。2位の学研グループとは登録数で約2倍、戸数ベースでは2.5倍の差をつけ単独首位となった。
また、全体の約7割で居宅サービスが併設されており、多いのはデイサービスの1,396ヵ所、訪問介護の1,292ヵ所。単体事業よりも、訪問系と通所系のサービスをそれぞれ併設するケースが多いことが分かった。