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大阪・阿倍野筋の民間都市再生事業計画を認定/国交省

建て替えられる「近鉄阿倍野橋ターミナルビル」の外観イメージ

 国土交通省は11日、近畿日本鉄道(株)から申請のあった民間都市再生事業計画について、都市再生特別措置法の規定により認定した。

 同都市再生事業「阿倍野筋一丁目地区都市再生事業」は、近鉄阿倍野橋ターミナルビルの一部を日本一の高さの超高層ビルへと建て替えることで、商業、ビジネス、宿泊、文化などの都市機能を新たに集積し、大阪市内第3のターミナルの拠点性を高めるもの。合わせて地下鉄接続部や歩行者空間の整備、大阪市の歩道橋再整備と連携したデッキ整備により、エリア全体の回遊性を高め、天王寺・阿倍野エリアのポテンシャル向上と大阪を代表する都市空間・景観の整備する計画。

 事業区域面積2万3,360.40平方メートル、鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造地上62階地下5階建て、百貨店、事務所、ホテル、美術館、展望台などを備えたビルを建設する。敷地面積1万8,957.24平方メートル、延床面積30万746.11平方メートル。

 事業区域は大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1番1ほか。事業施工期間は2010年2月1日~14年3月31日。


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