住友林業(株)は5月24・25日、重要文化財である「住友活機園」(伊庭貞剛記念館/滋賀県大津市)の特別公開を実施する。
同園は、風光明媚な琵琶湖に程近い小高い丘の上にあり、洋館、和館など6棟の建物と茶室、四阿(あずまや)などの付属施設および庭園で構成されている。1904年、第2代総理事伊庭貞剛翁が自らの隠棲の住居として建設し、没後その子孫が旧住友本社に寄付。以後、戦前・戦後にわたって住友グループが維持管理を行なってきたもの。
2002年5月23日、洋・和館の意匠の完成度が高く、明治後期の大邸宅として保存状態が良いことなどから重要文化財の指定を受けている。
入園は、往復はがきによる応募が必要で、応募期間は3月13日~4月20日。見学者数は2日間で約200名を予定。入園料500円(中学生以上)。その他詳細は、ホームページ参照。