不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

2月の首都圏マンション、供給2ケタ減も契約率は70%台回復/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は14日、2月の首都圏マンション市場動向を発表した。

 同月の首都圏マンション発売戸数は、都区部や神奈川県での供給減により3,491戸(前年同月比10.9%減)と2ケタのマイナス。一方で、月間契約率は76.4%(同1.1ポイントアップ)と、前月から7.2ポイントアップし、70%台を回復した。

 1戸当たり平均価格は4,289万円(同4.2%ダウン)、1平方メートル当たり単価は62万7,000円(同0.8%アップ)となった。 

 即日完売物件は、「クレヴィア上野」1期2~5次・2期(東京都台東区、12戸、平均価格4,815万円、平均1倍、最高1倍)など、9物件158戸。20階以上の超高層物件は27物件778戸、契約率は68.1%。2月末時点の販売在庫数は、前月末比186戸減少し4,546戸となった。

 なお、3月の発売戸数は3,500戸の見込み。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら