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千葉・幕張のホテルで新築棟着工。500室増室へ/アパグループ

「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」西棟完成イメージ

 アパグループは15日、「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」西棟(千葉市美浜区、客室数500室)増築工事の起工式を執り行なった。

 「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」はJR京葉線「海浜幕張」から徒歩約5分に位置。2005年に西武鉄道(株)から旧幕張プリンスホテルを買収、施設の新設や客室の改装などを施し06年に再オープンし営業してきたもの。

 今回増築する500室を備える西棟は、同ホテル敷地内に建設されるもので、建築面積2,014.99平方メートル、延床面積1万1,923.50平方メートル、鉄骨造地上11階建て。プールサイドレストランや露天風呂付き温浴施設などの施設を備える。客室は全室ツインルームとし、アメリカのシーリー社と共同開発したオリジナルベッド、節水シャワーなどを備えたオリジナルユニットバスなどを採用する。また、各階に2室を1室として利用できるコネクトルームも設置する。

 同日会見した、同社代表の元谷 外志雄氏は「都心にも近く、成田などへのアクセスにも優れており、海外からの利用客も増えている。西棟オープン後は、まずは90%の稼働を目指し、さらなるホテルの開発につなげたい」などと述べた。

 なお、開業は14年4月を予定。


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