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新築戸建の平均成約価格、6ヵ月連続の下落/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社のネットワークにおける2013年2月期の首都圏新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格データを公表した。対象物件は、登録物件が新築戸建9,474件、中古マンション1,451件。成約物件が新築戸建2,014件、中古マンション442件。

 新築戸建の平均登録価格は、1戸当たり3,134万円(前年同月比0.2%下落、前月比3.0%下落)と、前年同月比・前月比とも再び下落に転じた。平均成約価格は、1戸当たり3,196万円(同1.1%下落、同1.5%上昇)と、前年同月比では6ヵ月連続の下落。5,000万円以上の物件シェアを伸ばした東京23区のみ前月比1.6%上昇したが、残りの地域は下落。成約価格は再び登録価格の平均を上回った。

 中古マンションの平均登録価格は、1戸当たり2,104万円(同9.5%下落、同1.3%上昇)と、前年同月比では12ヵ月連続の下落。平均成約価格は2,135万円(同0.5%下落、同9.8%上昇)、前年同月比で4ヵ月連続の下落したが、23区の物件が復調し前月比では大きく上昇、2,000万円台を回復した。


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