日本ERI(株)は2013年5月期第3四半期決算を発表した。
当期(12年6月1日~13年2月28日)は、連結売上高88億3,000万円(前年同月比5.1%増)、営業利益9億6,600万円(同4.9%減)、経常利益9億7,200万円(同5.0%減)、純利益5億9,100万円(同6.6%増)となった。
主力の確認検査事業では、大型建築物の受注強化の取り組みが奏功したこと、携帯電話のアンテナ基地局案件の急増等により順調に業務拡大したことから、売上高52億400万円(同14.1%増)、営業利益4億4,200万円(同47.6%増)と、好調に推移した。
住宅性能評価及び関連事業では、長期優良住宅技術的審査業務が順調に業務拡大したものの、住宅性能評価業務がやや軟調であり、また、12年7月に東日本大震災における被災地以外の住宅エコポイント制度が早期終了した結果、売上高24億900万円(4.9%減)、営業利益4億7,500万円(21.7%減)にとどまった。
通期は、売上高121億8,900万円、営業利益14億6,400万円、経常利益14億7,200万円、純利益8億5,900万円を見込む。