ポラスグループで2×4の戸建て分譲住宅を手掛ける(株)中央住宅は6日、戸建住宅「ボゥ ヴィラージュ武蔵浦和」(さいたま市南区、総戸数45棟)の発売を開始する。
「ボゥ ヴィラージュ」は、フランスのまち並みをモチーフにしたシリーズで、異国情緒漂う美しいまち並みと、その土地の特徴を活かしたランドスケープデザインが特徴。これまで、埼玉や東京で展開し、同分譲地が第8弾となる。開発地はJR埼京線・武蔵浦和線「武蔵浦和」駅徒歩17分。全38棟と全7棟の2つ街区からなり、同駅徒歩圏では最大級となる。
まち並みの顔となるゲート部分には、尖塔屋根の「アーバンシャトー」と曲線屋根が特徴的な「アーバンヴェール」を配置。周辺の豊かな自然との連続性を維持するために、家の周囲にさまざまな種目の木々を植栽する。
45棟のうち12棟には、(株)ポラス暮し科学研究所とスペースリンク(株)が共同開発した家庭用鉛蓄電池「CPユニット」を標準搭載。リチウムイオン電池よりも小型かつ長寿命で、9.5kWhの供給が可能。非常時の3日間程度の電力をまかなう。また、電気自動車やプラグインハイブリッド車充電用の200V屋外コンセントも標準装備する。
LDKは、天井高2.7m、サッシ高2.2mとして部屋中に陽光がいきわたるよう配慮。同社オリジナルのなめらかな質感の木材をキッチンカウンターやウェルカムニッチに採用し、明るく開放的な空間としている。
土地面積は約100~125平方メートル、建物面積は約93~105平方メートル。間取りは2LDK(3LDK対応化)+畳コーナー+ウォークインクローゼット~4LDK+階段下玄関クローク+ウォークインクローゼット。第1期販売は23棟の予定で、販売価格は未定。
4日行なわれたマスコミ向け見学会で挨拶した同社取締役マインドスクェア事業部長の金児正治氏は、「これまでにweb経由で147件の問い合わせがあり、反響は大変好調。想定していたよりも都内からの問い合わせが多く、早期の完売を目指していきたい」等と話した。