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住宅関連6社が集結。有楽町に「レジデンスラウンジ」がオープン/三菱地所グループ

「三菱地所のレジデンス ラウンジ」外観
寛げるようソファ等を配置したライブラリー

 三菱地所グループは12日、住宅事業に関わるグループ内6社(三菱地所三菱地所コミュニティ(株)、三菱地所ハウスネット(株)、三菱地所ホーム(株)、三菱地所リアルエステートサービス(株)、三菱地所レジデンス(株))が、住まいに関するさまざまな情報を提供する「三菱地所のレジデンス ラウンジ」を新有楽町ビル(東京都千代田区)1階にオープンした。

 住まいの購入、マンション管理、リフォーム、賃貸運用、売却など、住まいに関するあらゆる情報とサービスを専門スタッフが提供していくもの。これまで各社の店舗や窓口で対応してきたところ、同拠点のオープンにより、ワンストップで相談に対応することができる。
 
 ラウンジでは、住まいにまつわる相談にコンシェルジュが対応する「コンシェルジュサービス」を提供。また、同社グループが展開する新築分譲マンションや中古マンション、注文住宅モデルハウス展示場等の位置情報や物件概要を、デジタルサイネージや iPadを利用して検索することができる「デジタルインフォメーションサービス」を展開する。
 そのほかにも、同社グループ各社のパンフレットや会報誌、インテリアやアート等の住まいに関する書籍や写真集などを集めた「ライブラリーサービス」や無料の「カフェサービス」(レジデンスラウンジ会員のみ)を利用することができる。
 
 オープンに先立ち開催した内覧会において、三菱地所取締役社長の杉山博孝氏は、「当グループでは、中期経営計画の中で『住宅バリューチェーンの強化によるストックビジネスの拡大』を掲げている。2011年には会員組織『三菱地所のレジデンスクラブ』、12年にはマンションリフォーム事業ブランド『三菱地所のリフォーム』を立ち上げており、今回のラウンジオープンは第3弾。分譲事業だけでなくマンション管理事業や仲介事業の強化により顧客満足度を高めていきたい」と語った。

 新規と既存の顧客を合わせ、年間3万人の来場を見込んでいる。


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