(株)原弘産は12日、2013年2月期決算を発表した。
当期(12年3月1日~13年2月28日)の連結売上高は16億3,800万円(前期比23.0%増)、営業損失5億700万円(前年同期:営業損失4億2,100万円)、経常損失2億2,400万円(同:経常損失6億7,400万円)、当期純損失3億2,800万円(同:当期純損失6億2,600万円)。
主力の不動産分譲事業は、不動産仲介や棚卸資産の売却、中国での分譲マンション販売等に注力。新築戸建住宅や中古再販住宅は、事業が軌道に乗らなかったほか、中国での分譲マンション等の販売も反日デモの影響などから工期が延び、売上高計上できなかったため、営業収益16億3,800万円(前年同期比23.0%増)、営業損失は4億9700万円(前年同期:営業損失2億4,300万円)にとどまった。
次期については、引き続き棚卸不動産の売却による金融債務の圧縮を図ると共に、安定収益の見込める不動産賃貸管理事業部門の強化を図っていくとし、連結売上高73億4,000万円、営業利益4億2,000万円、経常利益2億円、当期純利益3億1,500万円を見込んでいる。