森ビル(株)は、2月に竣工した分譲住宅「Case(ケース)」(東京都渋谷区、総戸数6戸)のモデルルームをオープンした。
「Case」は、プリツカー賞を受賞した日本を代表する建築家ユニットSANAAが基本設計を担当。“曲線を描く壁”や“専用庭”“離れ”等を備えることで新しいラグジュアリー感を創出する。
モデルルームでは、2タイプを展示。「E-TYPE『CALM HOUSE』は、住戸専有面積147.56平方メートル。メゾネットタイプの3階に31.44平方メートルの専用庭を設置。和室から雪見障子越しに庭が臨め、茶室や寝室として使用できる。2階はリビング、ダイニング、書斎兼クロークと、空間ごとに木種を分けて建築した。家具デザインを緒方 慎一郎氏(SIMPLICITY代表)が手掛けている。
「F-TYPE『VINTAGE GLAM』」は、住戸専有面積107.13平方メートル、3階部に設けたメイン居室を地下1階に設け、コンパクトな間取りとしつつ約3mの天井高を確保。約56平方メートルの庭と一体化させることで、地下を感じさせない陽光が降りそぐ空間とした。空間デザインは林 譲氏((株)エグゼクインターナショナル代表取締役)が手掛けた。