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景況感回復で、「住宅の買い時感」リーマンショック以降最高水準/長谷工アーベスト調査

 (株)長谷工アーベストは22日、4月の「お客様意識調査」結果を発表した。4月5日、首都圏在住のモニターにウェブアンケートを送付。2,478件の回答を得た。

 住宅の買い時は、「買い時だと思う」との回答が35%(2013年1月調査比5ポイント増)と、08年のリーマンショック以降最高水準となった。「買い時か分からない」との回答も、46%(同5ポイント減)と半数を割り込み、買い時感DIは+11から+16まで上昇した。

 買い時の理由については、「金利が低水準」が67%(同5ポイント減)、「消費税率の引き上げが予想されるから」(同変動なし)に続いて、「今後は、価格が上がると思う」が42%(同12ポイント増)と急増。景気回復や消費税増税により、ユーザーに価格の先高感が強まり、「今が買い時」という意識が高まっていることを示した。

 景況感全体についても、「次第に良くなると思う」とする回答は45%(同1ポイント増)と横ばい。景気動向DIは+34(同1ポイント増)と前回調査並みの高水準を維持した。


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