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首都圏の居住用賃貸物件の成約数、10ヵ月連続で増加/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は23日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2013年3月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、29万3,962件(前年同月比2.2%増)。1平方メートル当たりの登録賃料の平均は、賃貸マンションが2,668円(同3.2%減)、賃貸アパートが2,244円(同3.2%減)。1戸当たりの登録賃料の平均は、賃貸マンションが9万4,300円(同1.3%減)、賃貸アパートが6万600円(同0.3%減)。

 成約件数は3万4,795件(同4.2%増)で、10ヵ月連続の増加となった。埼玉県・千葉県ではマンション、アパート共に前年同月比で増加。全体でも前年同期比11.4%増、20.2%増と2ケタの増加となった。一方、東京都下は、マンションは0.2%前年同月比で増加したものの、アパートで8.3%と大幅に減少したため、全体では3.8%減少。前年同月比で9ヵ月ぶりに減少した。また、東京23区もアパートが再び減少したため、増加率は0.2%にとどまった。

 1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,587円(同2.0%減)、賃貸アパートが2,258円(同2.9%減)。1戸当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが8万4,300円(同0.4%上昇)、賃貸アパートが5万9,400円(同1.0%減)であった。


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