三井不動産(株)と東京ミッドタウンマネジメント(株)は24日、6周年を迎えた「東京ミッドタウン」(東京都港区)の商業エリアを大規模リニューアルオープンした。
同施設は2007年にオープンしたオフィス、商業施設、ホテル、住宅、美術館などから成る複合施設。今回のリニューアルは、商業施設の約3割にあたる42店が新規出店・リニューアルする大規模なもの。6年間の来街者のライフスタイルの変化に伴い、自分らしい生活を、自分らしい価値観で編集して愉しむ人=「Lifestyle Editor(タイフスタイル・エディター)」と、ターゲットもリニューアルした。
店舗は「洗練された大人のカジュアル」「ものづくりへのこだわり」「美しく上品な装い」「心地よい居住空間」「大切なひととき」「豊かな食卓」の6つのコンセプトに分け提案。店舗のバリエーションを増やすことにより選択肢を増やし、新たな顧客を取り込んでいく方針。今後1年間で来街者3,000人、売上250億円を見込む。
同日のプレス説明会で三井不動産(株)東京ミッドタウン事業部長兼東京ミッドタウンマネジメト(株)代表取締役社長の中村康弘氏は、「都心にありながら、やすらぎや憩いを提供できるまちづくりを行なってきた。今後も、つくったら終わりではなく、年を経るごとに優化し、魅力を増していく経年優化のまちを実現させていきたい」などと抱負を語った。