(一社)東京ビルヂング協会は24日、第44回定時総会を開催。2013年度事業計画、予算、役員の改選などを承認した。
冒頭挨拶した同協会会長の髙木 丈太郎氏は「東日本大震災から2年が経過したが、震災を契機に社会的関心が高まっている安全・安心、環境などの諸課題に対し、ビルの防災体制や耐震性、事業継続性の強化に積極的に取り組むとともに、省エネルギー・節電対策の一層の推進を図っていく」などと語った。
事業計画では、(一社)日本ビルヂング協会連合会と連携し、ビル事業関連税制に関する要望活動や、都市再生、都市の安全・安心、地球温暖化などへの対応を図るほか、アンケート調査を基にしたテナント対策など中小ビル振興への取り組み、各種調査研究活動、教育研修活動などを展開する。また、国際協力活動としてBOMA総会(6月23~25日、アメリカ・サンディエゴ市)、世界不動産連盟第64回総会(5月24~29日、台湾)などへの参画についても計画、承認された。
また役員改選では、畑中 誠氏(東京建物(株)取締役会長)の副会長就任などが承認された。