(株)東京カンテイは25日、2013年3月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県の、30平方メートル以上のファミリータイプ中古マンション流通事例価格(70平方メートルに換算)を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」と表記している。
3月は「晴」が前月と変わらず9地域となり、「雨」も6地域から8地域へ増加。「小雨」は8地域(前月10地域)に減少、「曇」は14地域(同11地域)と増加、「薄日」は8地域(同11地域)と減少した。価格変動が少なく、全国的に安定推移となっている。
エリア別では、北陸地方と中国地方が、緩やかながら回復。首都圏・中部圏は下落したが、長期トレンドではほぼ横ばいを維持している。
前月から天候が改善した地域は9から5に減少。悪化した地域は7から10に増加した。横ばいの地域は31から32に増加。多くの地域で転機に変動がなかった。