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認知症高齢者グループホーム、防火・避難関係是正済み1,047件/国交省調査

 国土交通省は26日、認知症高齢者グループホームにおける防火・避難関係規定に係る調査をとりまとめ、発表した。

 2013年2月8日に長崎市の認知症高齢者グループホームで発生した火災を受け、都道府県を通じて全国の特定行政庁に「認知症高齢者グループホームにおける違反是正の徹底等について」を発出、フォローアップ調査を行なってきたもの。

 認知症高齢者グループホーム(老人福祉法第5条の2第6項に規定する認知症対応型老人共同生活援助事業を行なう施設)の件数は1万1,745件(12年9月30日調査比1,776件増)。そのうち点検済みのものの件数は1万1,697件(同1,824件増)、建築基準法令(防火・避難関係規定)に関する違反を把握したものの件数は1,778件(同227件増)となった。
 是正指導中の件数は731件(同62件増)、一部是正済みのものの件数は101件(同26件増)、是正済みのものの件数は1,047件(同165件増)。


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